こんにちは。
朝夕は肌寒いくらいになってきましたが、
いかがお過ごしでしょうか?
先日、宇都宮で公開レッスンを行いました。
年長さん、小学生、中学生、大人の方、
7名が受講されました。
ハイドン、ベートーベン、ブラームス、
ショパン、カバレフスキー、
ショスタコーヴィチ、バルトーク などなど…
バラエティー豊かで
楽しいプログラムでした!
フルコンほど長いピアノで…
音の響く大きなお部屋で…
聴講された方々の前で…
緊張し、気持ちが落ち着かず
最初に通しでパフォーマンスした時は、
普段の実力の半分も出せなかった!
なんて声もありました。
たとえ思うように演奏できなかったとしても
1回、2回、やっていくうちに
少しずつ人前で演奏すること、
普段の自宅練習やレッスンとは
違う場所や雰囲気の中で
演奏することに慣れてきます。
緊張してしまうと、
普段より体に力が入ってしまいますよね。
息がうまく吐き出せず、
肩が上がり、
腕も脇にピタッとつてしまうと
音がこもってしまいます。
また、焦りから
テンポのコントロールができず
普段より若干速く弾き始めてしまった。
間違えたらどうしよう。。
テクニカルなことを
つい考え過ぎてしまったり、
次はなんだったろう??
暗譜が飛ばないよう心配したり、
曲に入り込めないまま
終わってしまった
なんて経験はありませんか?
ペットを飼っていれば
ペットに、
お気に入りのお人形があれば
お人形に聞かせる気持ちで。
休みの日には
家族みんなを
ピアノのお部屋に集め
演奏する。
または
自分の演奏を録音してみる。
スイッチを押すだけでも、
案外緊張感で気持ちが
引き締まります。
自分の演奏を聴き、
改善点、
やっているつもりでも
うまく表現できていないところなど
いろいろな発見もあるでしょう。
ピアノを演奏することは
ただ楽譜通りの音を
指で押さえるのではなく
その曲がどんな曲か
時代や背景を知り、理解し、
それをどんなイメージで、
どんな音で表現したいのか、
自分のアイデアを明確に持って演奏すると
より聴き手の心に響く演奏ができるでしょう。
コンクールやコンサートに向けて
表現力を高めたい、
曲の仕上げ方に磨きをかけたい。
長年趣味で続けているピアノでも
アーティスティックに演奏したい。
そんな方々の参考になるようなクラスを
今後も開催していきます!